清掃サービス
更新日:2026.04.10

保育士・幼稚園教諭は清掃が多い? 業務内容と負担を減らす方法を紹介

保育士 清掃

保育園や幼稚園では、子どもの保育だけではなく、さまざまな業務が行われています。その中でも多くの現場で欠かせないのが、園内の衛生環境を保つための清掃業務です。特に新人の保育士や幼稚園教諭の中には「掃除の時間が多い」と感じる方もいるのではないでしょうか。

保育園や幼稚園の清掃業務は、単に環境を整える作業ではありません。子どもたちの過ごしやすさや保育の質にも深く関係しているため、清掃業務の役割を理解しておくことが大切です。

本記事では、保育士や幼稚園教諭が清掃業務を行う背景や具体的な内容、負担を軽減する方法などを解説します。園の清掃体制を見直す際の参考にしてください。

【この記事で分かること】

  • 保育士や幼稚園教諭が清掃を行う理由
  • 保育園や幼稚園で行われている清掃業務の具体的な内容
  • 清掃業務の負担を軽減するための方法

保育士・幼稚園教諭は清掃が多い?

保育園や幼稚園では、園内の衛生環境を保つための清掃が日常的に行われています。清掃は特定の時間だけではなく、1日のさまざまな場面で必要になる作業です。そのため現場によっては、清掃の回数が多いと感じることもあるでしょう。

例えば、次のようなタイミングで清掃を行うことがあります。

  • 登園前
  • 給食やおやつの後
  • 昼寝の時間
  • 降園後

また保育園や幼稚園の清掃は、対象範囲が広い点も特徴です。保育室や水回りに加え、おもちゃや遊具なども対象になります。さらに季節によっては植栽選定や落ち葉の除去などの作業が増えることもあり、日常的な清掃に加えて臨時の対応が求められる場合もあります。

保育士・幼稚園教諭が清掃を行う理由

保育士 清掃

保育士や幼稚園教諭が行う清掃は、単に園内をきれいに保つための作業ではありません。保育現場を支える、さまざまな役割を担っています。

ここからは、保育園や幼稚園で清掃業務が行われている理由について解説します。

子どもの命と健康・安全を守るため

保育園や幼稚園では、子どもたちの健康と安全を守るために清掃が重要な役割を担っています。子どもは床に座ったり、おもちゃを口に入れたりすることが多いため、衛生環境の管理が欠かせません。

例えば、園内での清掃には次のような目的があります。

  • 感染症の予防
  • 小さなゴミや異物による誤飲事故の防止
  • アレルギーや喘息の原因となるホコリやダニの除去

特に、ノロウイルスやインフルエンザなどの感染症が流行しやすい季節には、小まめな消毒や除菌が求められます。また床やおもちゃが散らかった状態は転倒などのケガにつながる可能性があるので注意が必要です。

清掃によって安全な環境を整えることは、子どもたちが安心して過ごすための大切な取り組みといえるでしょう。

子どもへの「教育」としての役割があるため

清掃は環境整備だけではなく、子どもの成長を支える教育的な役割も担っています。保育士や幼稚園教諭が清掃を行う姿は、子どもにとって生活習慣を学ぶお手本になるためです。

例えば保育士が日常的に片付けや掃除を行うことで、子どもたちは「使った場所をきれいにする」という意識を自然と身に付けられます。こうした経験を通じて、片付けや手洗いなどの生活習慣も少しずつ定着していくでしょう。

このように清掃は、子どもたちが社会生活の基礎を学ぶ機会の一つとしても捉えられます。

保育士・幼稚園教諭自身の働きやすさにつながるため

清掃によって園内の環境が整うと、保育士や幼稚園教諭の働きやすさにもつながります。整理整頓された環境では、必要な物を見つけやすくなり、業務をスムーズに進めやすくなるでしょう。

また保育現場では、子どもの安全確認が重要です。先述の通り、床に物が散らかっていない状態であれば、転倒などの事故を防ぎやすくなります。

清潔で整った環境は、子どもだけではなく職員にとっても安心して働ける条件になります。働きやすい環境が整っていることは、職場としての魅力の向上にもつながるでしょう。

保育士・幼稚園教諭が行う清掃の内容

保育士や幼稚園教諭が行う清掃は、園内のさまざまな場所に及びます。日常的な掃除に加え、子どもが触れる場所の衛生管理や安全確認も含まれる点が特徴です。

ここでは、主な清掃場所ごとの具体的な作業内容を紹介します。

保育室

保育室は子どもたちが長い時間を過ごす場所のため、日常的な清掃と衛生管理が欠かせません。床や壁、窓ガラス、棚の上などにたまったホコリやゴミを取り除き、清潔な環境を保ちます。一般的には、高い場所のホコリを落としてから床のゴミを取り除き、水拭きや消毒を行う流れで清掃することが多いです。

また給食やおやつを食べるテーブルや椅子の拭き掃除、オムツ替えスペースやマットの消毒も行います。さらにシーズンごとには、エアコンや換気扇など空調設備の清掃も、室内環境を整える上で大切な作業です。

水回り

トイレや手洗い場などの水回りは、園内でも特に衛生管理が重要とされる場所です。

中でもトイレは汚れやすく、感染リスクにも配慮が必要なため、小まめな清掃が求められます。便器や便座の他、床や壁、ドアノブ、スリッパなど多くの箇所を清掃します。園によっては、便器のつけ置き洗いや消毒を行うこともあるでしょう。

また手洗い場では、蛇口や洗面台、鏡の拭き掃除に加え、水はねや汚れの拭き取りを行います。子どもが頻繁に利用するため、清潔な状態を保つことが大切です。

おもちゃ

おもちゃは子どもが直接触れる機会が多く、口に入れることもあるため、衛生管理をしっかりと行いましょう。

清掃方法は、素材によって異なります。例えば木製やプラスチックのおもちゃは消毒液などで拭き取ることが多く、布製のおもちゃは洗濯や天日干しなどで行うのが一般的です。

また、おもちゃだけではなく収納棚や絵本なども清掃の対象です。子どもたちが共有して使うため、定期的に清掃することが重要です。

共有スペース

玄関や廊下、階段などの共有スペースの清掃を行うこともあります。床の掃き掃除や拭き掃除に加え、手すりやドアノブなど多くの人が触れる場所の清掃も欠かせません。

屋外では、園庭の遊具の拭き掃除や砂場の異物チェック、草むしりなどを行うことがあります。季節によっては、植栽の剪定や落ち葉の清掃、夏場のプール使用に向けた準備や消毒などの作業が増えるケースもあるでしょう。

またハチの巣や害虫の確認など、安全面の点検を兼ねた清掃を行う場合もあります。状況によっては専門業者に対応を依頼するケースもあるようです。

清掃が保育士・幼稚園教諭に与える影響

保育園や幼稚園では清掃業務が欠かせません。しかし清掃業務が働き方に影響を与える場合もあります。

例えば、子ども用の低い家具に合わせて中腰の姿勢で作業することが多く、腰や膝に負担を感じることがあります。また消毒液の使用が続くことで、手荒れが生じることもあるでしょう。

さらに清掃業務の量によっては「保育の時間が十分に取れない」と感じる場面もあるかもしれません。日中に終わらない作業が降園後に持ち越されると、指導案作成などの業務が後回しになり、残業につながる可能性も考えられます。

職員の負担を偏らせないためには、園全体で役割分担や業務の見直しを行うことが大切です。

清掃業務の負担を軽減するコツ

清掃業務は、工夫によって負担を軽減できる場合があります。作業の効率化や環境整備を進めることで、保育士や幼稚園教諭の負担を減らしやすくなるでしょう。

ここでは、清掃業務を見直す際に工夫できるコツを紹介します。

清掃マニュアルの見直し

日常的に行っている清掃でも、内容や頻度を見直すことで効率化につながる場合があります。例えば毎日行う場所と週1回程度でよい場所を整理し、汚れや使用頻度に応じて清掃ルールを決めておく方法です。

作業内容が明確になることで職員間の負担の偏りを防ぎやすくなり、清掃時間の短縮にもつながります。

最新家電・便利グッズの導入

清掃機器や便利グッズを取り入れることで、作業時間を短縮できる場合があります。例えばコードレス掃除機やロボット掃除機を導入すると、広い床の清掃を効率良く行えるでしょう。おもちゃの洗浄に食洗機を活用したり、スチームクリーナーを使ったりする方法もあります。

このように園の規模や予算に応じて設備を整えることで、清掃作業の負担を軽減できます。

清掃業者へ委託する

清掃業務の一部を専門業者へ委託する方法も、負担軽減につながる選択肢の一つです。

日常清掃の一部や定期的な床清掃などを外部に依頼することで、職員が清掃に費やす時間を減らせます。その分、保育士や幼稚園教諭は子どもと向き合う時間を確保しやすくなるでしょう。結果として、保育士・幼稚園教諭の定着率の向上につながる場合があります。

専門業者は専用機材や洗剤を使って清掃を行うため、ホコリや汚れを効率よく除去でき、アレルギーや感染症への配慮にもつながります。さらに園内が清潔に保たれることで、保護者へ安心感を与えられるでしょう。

清掃業者の選び方と費用相場

保育園や幼稚園で清掃業者を利用する場合、サービス内容を理解しておくことが大切です。

清掃サービスには、日常清掃や定期清掃、感染症対策などを行う特殊清掃などがあります。園の規模や施設環境によって必要な作業は異なるため、清掃内容や頻度を踏まえて業者を選ぶことが重要です。

信頼できる業者の選び方

清掃を依頼する際は、保育園や幼稚園での清掃実績がある業者かどうかを確認すると安心です。子どもが利用する施設であるため、安全性に配慮した洗剤や清掃方法を採用しているかも重要なポイントになります。

また料金体系が明確であることや、追加費用が発生する条件が説明されているかも確認しておきましょう。さらに単発での対応が可能な業者であれば、植栽の剪定や落ち葉の除去、ハチの巣の除去、害虫対応など臨時の作業を依頼できる場合もあります。

費用相場

清掃業者の費用は、清掃内容や作業範囲、施設の広さによって大きく変わります。日常清掃の場合、1回当たり数千〜3万円程度が一般的です。

また大規模な定期清掃では、数万~10万円以上になるケースもあります。年間契約などをすることでコストを下げられるケースもあるでしょう。

清掃内容や頻度、契約方法などによって費用が変動するため、費用相場はあくまで目安として、具体的な費用は見積もりでしっかりと確認することが大切です。

まとめ

保育園や幼稚園では、子どもたちが安全で快適に過ごせる環境を維持するため、日常的に多くの清掃業務が行われています。清掃は感染症対策や事故防止といった安全管理に関わる一方で、業務量によっては保育士や幼稚園教諭の負担につながる場合もあります。清掃マニュアルの見直しや機器の導入など、効率化を図る工夫を取り入れることも重要です。

また清掃業務の一部を外部サービスに委託する方法もあります。株式会社アーネストの清掃は、保育園や幼稚園の清掃実績をもとに、トイレの清掃や机上の拭き上げ、黒板・ホワイトボードの清掃、植栽の剪定などに対応しています。営業担当が現地でヒアリングを行い、日常清掃と定期清掃を組み合わせたご提案も可能です。園の環境や運営方針に合わせて、清掃体制を見直す際の選択肢としてぜひご検討ください。

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