清掃サービス
更新日:2025.09.19

日常清掃の手抜きが起こるのはなぜ? 主な原因と効果的な対策を解説

オフィスビルやマンションの日常清掃において、「なんとなく汚れが目立つ」「清掃されていない箇所がある」といったお悩みを持つオーナーの方は多いでしょう。日常清掃に手抜きがある場合、見た目や衛生状態の悪化が顕著になり、建物全体の印象や評価が下がる原因になるため、注意が必要です。

本記事では、日常清掃の手抜きが起こる主な原因や手抜きを防ぐための対策、手抜き清掃が改善されたかどうかを確認するポイントなどについて解説します。

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日常清掃の手抜きが起こる主な原因3選

日常清掃は、オフィスやマンションの美観や衛生環境を維持する上で欠かせない業務の一つです。しかし、清掃を委託している業者や自社社員による清掃品質に課題を抱えるケースもあるでしょう。まずは、日常清掃の手抜きが起こる主な原因について見ていきましょう。

1. 作業指示が曖昧で現場任せになっている

日常清掃の手抜きが生じる原因として、清掃作業に関する指示が曖昧で現場任せになっている点が挙げられます。「きれいにしておいて」「汚れを取っておいて」といった漠然とした指示では、清掃スタッフに具体的な作業内容が伝わりにくく、仕上がりにバラつきが出やすいです。

例えば「棚にほこりが残っているので、布で拭き取って表面がつるつるになるまで仕上げる」「手すりに手垢が付いているので、除菌シートで拭いて汚れやベタつきがなくなる状態にする」など、どこをどのように、どのレベルまで清掃すべきかを明確に伝えることが大切です。指示内容が具体的であればあるほど、清掃スタッフが作業をする際に的確に行動できるため、清掃品質の向上につながります。

2. 清掃の範囲や作業量が多く、業務時間内に終わらない

清掃が業務時間内に終わらないことも、日常清掃の手抜きが起こる原因の一つです。通常、清掃の現場では作業をする時間帯があらかじめ決められています。

例えば、オフィスビルでは、従業員が出社する前までに作業を終える必要があります。またマンションでは、住民の生活の妨げにならないよう作業時間が限られているのが一般的です。

時間的な制約がある中で、清掃の範囲や作業量が多過ぎると、スタッフは全ての工程を丁寧に行う余裕がなくなります。そのような場合、結果的にスタッフが手を抜いてします状況に陥りかねません。時間内に終わらせることを優先すると、清掃の精度が低下しやすいといえます。

3. 清掃後のチェック体制が整っていない

清掃後のチェック体制が整っていない場合も、日常清掃の手抜きが生じやすくなります。特に経験の浅い新人スタッフが清掃を担当する場合、細かい汚れを見落としたり、正しい手順で作業できなかったりすることがあります。このような状況を防ぐためには、経験豊富な責任者や管理者が清掃後に仕上がりを確認する体制が必要です。

日常清掃の現場では、チェック体制が十分に整っておらず、現場任せになっているケースもあるようです。適切なチェック体制が敷かれていなければ、清掃スタッフ側に「評価されている」という意識が生まれず、手抜き清掃が常態化しやすくなります。清掃品質を高く維持するためには、定期的なチェックやフィードバックの体制を整えることが大切です。

日常清掃の手抜きを防ぐための対策5選

日常清掃の手抜きを防ぐための対策

日常清掃の品質を向上させるには、さまざまな対策が必要です。ここからは、日常清掃の手抜きを防ぐための5つの対策をご紹介します。

1. 清掃業者とミーティングを行い、現場の課題を共有する

日常清掃の手抜きを防ぐには、清掃業者との綿密な打ち合わせが欠かせません。依頼する際は、清掃の内容や頻度、重点的に行ってほしい箇所などを具体的に伝え、業者がその要望に対応できるかを確認しておきましょう。事前にしっかりとすり合わせを行うことで「きれいにしたい箇所が清掃されていない」といったトラブルを防ぎやすくなります。

また、契約後も業務全般を業者任せにするのではなく、定期的にミーティングを行い、実際の清掃状況や現場の課題を共有することが大切です。例えば、現場の状況や使い方が変わったことで、新たな清掃ニーズが出てくるケースもあります。このような情報を業者と小まめに共有することで、品質を維持・向上しやすくなるでしょう。

2. 清掃業務仕様書を見直す

日常清掃を業者に委託する際は、契約書に清掃業務仕様書を添付するのが一般的です。清掃業務仕様書にはどの場所を、どの頻度で、どのような方法で清掃するかといった具体的な内容が記載されており、清掃業者と依頼者の間での認識のずれを防ぐ役割をします。

清掃業務仕様書は一度作成して終わりではなく、清掃業者の変更や建物の使われ方の変化、実際の清掃状況の点検結果などに応じて、随時内容を見直すことが大切です。現場の確認を業者任せにせず、依頼者側が定期的に巡回し、仕様書通りに作業が行われているかを確認することが、業者側の意識向上にもつながります。

3. 作業報告を義務化する

日常清掃の手抜きを防ぐためには、作業報告を義務化しましょう。作業報告書には、作業日時や場所、作業員の名前、実施された清掃作業の詳細などを具体的に記載するのが一般的です。

清掃スタッフが作業後に報告書を提出する体制を整えることで、清掃の進捗状況や内容が可視化されるため、手抜きや作業漏れの防止につながります。また、作業報告書に基づく定期的なチェックやフィードバックを行うことで、清掃品質の向上も見込めるでしょう。

4. 第三者による清掃インスペクション(品質評価)を実施する

日常清掃の質を上げるためには、第三者による清掃インスペクションを実施しましょう。清掃インスペクションとは、建物内の清掃状況を客観的に評価・点検し、衛生状態の維持・向上を図るための取り組みで、インスペクターと呼ばれる資格者が行うのが一般的です。

厚生労働省が定める規定では、特定建築物において、建築物環境衛生管理基準を満たすために定期的な点検や記録が必要です。清掃インスペクションでは、床や壁、トイレ、換気口などに対し基準を設け、清掃業務の質が規定のレベルを満たしているかを確認します。

※参考:厚生労働省.「建築物衛生行政の適正な運営について」.“(4)建築物清掃管理評価資格者(インスペクター)制度について”.https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/5_2.pdf ,(参照2025-05-28).

5. 別の清掃業者への依頼を検討する

現在依頼している清掃業者の対応や仕上がりに問題がある場合、別の清掃業者への変更も視野に入れるのも選択肢の一つです。

清掃業者によって、得意分野やスタッフの教育体制、管理体制などは異なります。特に専門的な清掃が必要な場所や、細かな配慮が欠かせない場所のでは、業者の経験や対応力が清掃の品質を大きく左右します。

清掃業者を選定する際は、できれば複数の業者に見積もりを取り、料金の比較だけではなく、清掃内容や管理方法、報告体制、トラブル発生時の対応方法などを細かく確認しましょう。また業者の実績や設立年数、顧客からの口コミや担当者の対応なども、大事な判断材料です。

日常清掃が改善されたかを確認するポイント3選

日常清掃を行っている業者に清掃の見直しを指示した場合、それ以降手抜きが改善されたかどうかを確認することが大切です。ここからは、日常清掃が改善されたかを確認するポイントを3つご紹介します。

1. 清掃マニュアルやチェックリストが活用されているか

日常清掃の手抜きが改善されたかどうかを確認する際は、清掃マニュアルやチェックリストが正しく活用されているかを確かめましょう。

清掃を依頼する箇所や清掃方法、頻度などを明確に示した清掃マニュアルやチェックリストは、日々の作業内容を「見える化」する役割を果たします。例えば、トイレや玄関、廊下、ごみの回収など、それぞれの項目を細かくチェックすれば、やり残しや手抜き清掃を防止できるでしょう。

清掃後にチェックリストに正しく記入されているか、責任者の確認印などがあるかを確認しましょう。その上でマニュアルに従って作業されているか、清掃の質が向上しているかどうかなどを判断してください。改善が見られない場合は、業者にフィードバックを行い、マニュアルやチェック体制を見直す必要があります。

2. 備品の補充や清掃用具の整備が行われているか

備品の補充や整備がきちんと行われているかどうかも、清掃の質を見極める上で重要なポイントです。

専門的な器具や技術が必要となる定期清掃と違い、日常清掃では特別な清掃用具を使うことはほとんどありません。日常清掃に使用される清掃道具は、モップやバケツ、雑巾といったごく基本的なものが中心です。これらの道具は誰でも使える反面、適切なメンテナンスや交換が行われていなければ、清掃効果が著しく低下する恐れがあります。

また、トイレットペーパーや石けん、ごみ袋などの備品の補充がきちんと行われているかどうかも確認しましょう。これらの備品がなくなっても放置されている場合は、清掃が適切に行われていない可能性があります。

3. 利用者の口コミやクレームの件数に変化があるか

日常清掃の質を評価する際には、表面的に分かる清掃状態の他に、建物の利用者の満足度にも注目することが大切です。日常清掃の手抜きを確認する際は、利用者の口コミやクレームの件数に変化があるかどうかにも注目しましょう。

例えば、以前は「廊下が汚れている」「ごみ置き場が不衛生」といった苦情が多かったのに、廊下がきれいになった」「ごみ置き場が清潔になった」といった肯定的な声が増えていれば、清掃の質が改善しているといえます。

なお、「清掃員の態度が悪い」「あいさつがない」といった声が挙がっている場合、マンションや施設そのものの評価にも直結するため、しっかりと指摘やフィードバックするようにしましょう。

信頼できる清掃業者へ依頼して、日常清掃の質を高めよう

日常清掃の手抜きを防ぎ、常に衛生的な状態をキープするためには、信頼のおける清掃業者に依頼することが大切です。特に不特定多数の人が利用する施設では、衛生状態の低下が深刻なクレームにつながることもあります。

清掃業者を選ぶ際は、実績やスタッフの教育体制、作業報告体制などを確認し、常に一定の品質で作業を行ってくれるかを見極めましょう。

清掃・設備管理サービスを提供する株式会社アーネストでは、約500名に上る清掃スタッフを自社で直接雇用し、徹底した教育を実施しています。清掃現場では、現場のスタッフだけではなく担当社員が定期的に現場を訪問。さらに担当社員をサポートする巡回員も配置します。清掃スタッフを含む3名体制により、サービスの質を維持できます。

オフィスやマンションの日常清掃において、現在委託している清掃業者や自社社員の清掃品質の低さに課題を感じている場合は、お気軽に株式会社アーネストにご相談ください。

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