パート従業員にフロア清掃を任せるときの三原則

パート従業員にフロア清掃を任せるときの三原則

自社の従業員だけでフロア清掃を行うと本来行わなければならない業務に割ける時間が減ってしまうので、専属のパート従業員を雇い入れることは効果的です。しかしながら、フロア清掃の業務を任せる際には注意しなければならないことが三つあります。どれか一つでも曖昧なまま清掃業務に従事させてしまうと、オフィス全体に大きな損害が生じたり取引先からの信用が失墜することにつながります。非正規雇用者であるからと甘く指導することは、企業経営を傾かせることになりかねません。

オフィスで働く従業員や来社されたお客様を問わず、元気よく挨拶させるように指導することは大切なことの一つです。挨拶は仕事の基本ですが、忙しいことを理由におざなりになってしまうことがままあります。一度でも挨拶しない習慣が身に付くと、それ以降は考えを改めさせることが困難になります。ですから、フロア清掃の業務初日に指導することが望ましいです。なお、挨拶された側も返事をするように努めなければなりません。挨拶を返さない従業員は、客先でも同じことをしてしまう可能性が高まります。

不用意に電子機器に触れることがないように、普段から教育を徹底させておく必要があります。業態を問わず電子機器を導入するオフィスが多数派の今日では、扱い方を知らない人物が触っただけで故障につながる可能性は否定できません。フロア清掃の一環として電子機器を動かす必要があれば、責任者が立ち会うなどのルール作りが重要です。また、責任者の許可無くコンセントを引き抜くことも、あまり歓迎される行為ではないと伝えておくと未曾有の事態が発生する確率が低くなります。

パート従業員がフロア清掃の業務に従事している間に見聞きしたことは、全て他言無用であると言い聞かせておかなければなりません。日常生活では関わりのない仕事に臨んでいる人たちを見ると、好奇心が強くなり多くのことを知りたいと考えるようになります。それがエスカレートして現場で知った企業秘密を親しい人に伝えてしまうことも想定されるので、情報漏えい対策が大事というわけです。誓約書に署名捺印させることによって、安易に情報を漏洩させると罰則があると自覚させることができます。

フロア清掃に取り組むパート従業員の中には、オフィスでタブー視されていることを把握できていない可能性があります。そのため、ある程度の教育を施すことを蔑ろにするようなことは控えるようにしなければなりません。