ビル・オフィス清掃
更新日:2026.09.08

シェアオフィスで清掃が重要な理由とは? 清掃すべきポイントや清掃業者の選び方について解説

シェアオフィスにおいて、自社スタッフで簡単な清掃を行っていても、利用者の多い場所や細かな汚れまで手が回らないことがあります。不定期な見回りでは、汚れの発見や対応が遅れ、施設の清潔さを保ちにくいと悩むオーナーや経営者もいるでしょう。

シェアオフィスは複数の人が共用するため、継続的な清掃管理が欠かせません。本記事では、清掃が重要な理由や重点的に清掃したい場所、清掃業者の選び方について解説します。

【この記事で分かること】

  • 清潔な環境は、利用者の満足度や内覧時の印象、設備の維持に関わる
  • デスクや水回りなど、利用頻度と汚れ方に応じた清掃が求められる
  • 清掃業者は、施設での実績や対応範囲、価格設定を比較して選ぶ

シェアオフィスで清掃が重要な4つの理由

シェアオフィスの清掃状態は、利用者の快適性だけではなく、施設への評価や衛生管理、設備の維持にも関わります。複数の人が共用する施設だからこそ、清潔な環境を継続して保つことが大切です。

ここでは、シェアオフィスで清掃が重要な理由を詳しく解説します。

利用者の満足度向上につながる

シェアオフィスの美観を保つことは、利用者の満足度を高める上で重要な要素です。清潔な環境であれば、不快感や仕事中のストレスを覚えにくく、業務にも集中しやすいでしょう。

利用者は管理費などを含む料金を支払っているため、施設全体の清潔さへの期待も高いと考えられます。汚れが目立つ状態が続くと、料金に見合う管理がされていないと感じるかもしれません。その結果、クレームにつながる可能性もあるでしょう。利用者に継続して選ばれる施設を目指すには、日常的な清掃によって清潔な状態を保つことが欠かせません。

感染症のリスクを抑えやすい

シェアオフィスでは、不特定多数の人が設備や備品を共用します。そのため、自社社員だけが使用する一般的なオフィスよりも、ウイルスや細菌が広がる可能性があります。

特にドアノブやデスク、蛇口、トイレの便座は、多くの利用者が直接触れる場所です。見た目に汚れがなくても、ウイルスや細菌が付着している場合があります。

床や室内全体の清掃に加え、こうした場所を定期的に清掃することが大切です。必要に応じて除菌や消毒も行い、衛生的な状態を保ちましょう。感染症を完全に防げるわけではありませんが、広がるリスクを抑えやすくなります。

オフィス機器や設備を長く使用しやすい

ホコリやごみを放置すると、オフィス機器や家具、床、壁などの劣化が早まる可能性があります。見た目を損なうだけではなく、機器や設備の状態にも影響を及ぼしかねません。

特に複数の利用者が使う機器や家具は、汚れが付着しやすい傾向にあります。日頃から細部まで清掃し、設備に合ったメンテナンスを行えば、状態の変化にも気付きやすくなるでしょう。

清掃によって設備の寿命を延ばせるわけではありません。しかし、汚れをためずに適切な状態を保てば、劣化を抑え、長く使用しやすい状態を維持できます。

内覧時の印象が良くなり契約につながりやすい

シェアオフィスの清掃は、日常的に施設を利用するユーザーだけではなく、新規入居を検討する企業からの評価にも関わります。

内覧時の清掃状態は、新規入居希望者が施設の管理体制を判断する材料の一つです。設備や利用条件が希望に合っていても、共有スペースが汚れていると、入居後の管理にも不安を感じるかもしれません。

特にトイレや洗面台、メインスペースは、日常的な管理状況が表れやすい場所です。汚れが放置されていると、施設全体の管理が行き届いていない印象を与え、契約に至らない可能性があります。清潔な状態を継続して保つことで、内覧者の安心感や信頼感を与え、契約を検討してもらいやすくなるでしょう。

【場所別】シェアオフィスを清掃する際のポイント

シェアオフィスには、不特定多数の利用者が触れたり、繰り返し使用したりする場所が多くあります。シェアオフィスを清掃する場合は、場所ごとの特徴を理解した上で、利用頻度や汚れ方に応じた方法で行いましょう。

ここではシェアオフィスの場所ごとに、清掃する際のポイントを解説します。

デスクや椅子

フリーアドレス席や会議スペースのデスク・椅子は、利用者が入れ替わるたびに汚れが残りやすい場所です。飲みこぼしの跡や紙くず、ホコリなどがあると、次に使う人が不快に感じる可能性があります。

清掃する際は、デスク上のごみを取り除くだけではなく、天板や椅子を日常的に拭き上げることを意識しましょう。清掃業者による作業も取り入れると、誰が使っても気持ちよく仕事を始めやすい状態を保てるはずです。

トイレや洗面台

トイレや洗面台は、利用者が施設の清潔感や管理状況を判断する要素の一つです。不特定多数が使うため、床の紙くずや洗面台の水滴、使用済みのペーパータオルなどが短時間でも残りやすくなります。

便器の定期的な清掃・消毒に加え、床や洗面台までしっかりと確認することが重要です。洗面台に飛び散った水滴は拭き取り、乾燥した状態を保ちましょう。細かなごみや水気を放置せず、利用者が気持ちよく使える清潔な空間を維持するのがポイントです。

給湯室や休憩スペース

給湯室や休憩スペースは飲食に使われるため、ごみや食べ物の汚れがたまりやすい場所です。空き缶やペットボトル、コーヒーカップ、食べ残しなどを放置すると、悪臭や害虫の発生につながる可能性があります。

ごみの回収だけではなく、シンクのコーヒーによる着色汚れも確認しましょう。排水口に残ったお茶の葉や食べカスも、丁寧に取り除く必要があります。時間がたつほど臭いや着色が目立ちやすいので、小まめな清掃によって衛生的な状態を保ちましょう。

共有OA機器や床

コピー機やプリンター、シュレッダーなどの共有OA機器は、ホコリを吸い込みやすい設備です。床にも土足で持ち込まれた砂や砂利、毛髪、コーヒーのシミなどが日常的に蓄積します。

清掃する際は、OA機器の周辺にあるホコリを丁寧に取り除き、床に掃除機をかけるとよいでしょう。また清掃業者による床のワックスがけやエアコンの分解洗浄も組み合わせると、美観を保ち、設備や床の劣化を抑えやすくなります。

シェアオフィスの清掃を専門業者に依頼するメリット・デメリット

シェアオフィスの清掃する場所が多い場合や、通常業務と並行して対応するのが難しい場合は、専門業者に依頼するのも一つの方法です。

ここでは、専門業者に清掃を依頼するメリットとデメリットを解説します。

メリット

専門業者に依頼するメリットは、清掃の品質を保ちやすく、自社の管理負担を軽減できることです。専門技術やノウハウを持つスタッフであれば、細かな部分やしつこい汚れ、水垢などにも、状態に応じて適切に対応してもらいやすいでしょう。

一方、自社で清掃スタッフを雇う場合は、採用や研修、シフト調整、労務管理なども自社で行う必要があります。さらに、急な欠勤や退職があれば、代わりのスタッフを確保しなければなりません。

清掃会社によっては、こうした人員管理まで含めて任せられる場合があります。清掃そのものだけではなく、清掃体制を維持するための手間も減らしやすい点は、専門業者に依頼するメリットです。

デメリット

専門業者に依頼するデメリットの一つは、継続的な委託費用がかかることです。清掃範囲が広い場合や作業頻度が高い場合は、その分費用も増えやすく、運営コストの負担が大きくなる可能性があります。依頼する際は、必要な清掃範囲や頻度を整理し、費用とのバランスを確認することが大切です。

また清掃の曜日や時間帯が決められている場合、突発的な汚れや一時的な利用者の増加に、すぐ対応してもらえない場合があります。急な作業変更や追加清掃への対応可否についても、契約前に確認しておきましょう。

シェアオフィスの清掃を依頼する業者の選び方

清掃業者を選ぶ際は、料金だけではなく、実績や対応範囲なども比較する必要があります。ここでは、シェアオフィスの清掃を安心して任せるために確認したい3点を解説します。

不特定多数が出入りする施設での実績があるか

清掃業者を選ぶ際は、不特定多数が利用する施設での実績があるかどうかを確認しましょう。シェアオフィスは利用者の入れ替わりが多く、設備やスペースを複数の人が共用します。そのため、人の動きや利用頻度に応じた清掃が必要です。

シェアオフィスだけではなく、ビルやマンション、シェアハウス、店舗などの実績も判断材料の一つです。このような経験が豊富な業者であれば、施設の利用状況や汚れやすい場所を踏まえた清掃方法を提案してもらいやすいでしょう。

床ワックスやエアコン洗浄などの定期清掃も可能か

清掃には、日々の汚れを取り除く「日常清掃」と、一定の間隔で専門的な作業を行う「定期清掃」があります。清掃業者を選ぶ際は、日常清掃に加えて、定期清掃にも対応できるかどうかを確認するとよいでしょう。

定期清掃には、床の洗浄やワックスがけ、エアコンの分解洗浄、窓ガラスの清掃などがあります。日々の拭き掃除や掃除機がけだけでは対応しにくい汚れもあるため、施設の利用状況や汚れの程度に応じて実施することが大切です。定期清掃の実施頻度は、施設の利用状況や汚れの程度に応じて検討しましょう。

また日常清掃と定期清掃を同じ業者に依頼すれば、施設の状態を共有しやすくなります。一貫したメンテナンスを受けやすく、依頼や日程を調整する負担も抑えられるでしょう。

対応スピードが早く価格設定が適切であるか

問い合わせへの対応スピードと、価格設定の分かりやすさも重要な判断基準の一つです。急なトラブルや清掃日の変更が生じた際に、スムーズに相談できる業者であれば継続して依頼しやすいでしょう。

見積書では、清掃場所や作業内容、頻度、費用が明確になっているかを確認します。項目が曖昧な場合は、料金に含まれる作業範囲や追加費用の有無を業者に問い合わせましょう。複数の業者から見積もりを取り、清掃内容や実績、対応体制も含めて比較するのもポイントです。

まとめ

シェアオフィスでは、多くの人が同じ空間や設備を利用するため、清潔な状態を継続して保つことが重要です。快適に利用できる環境を整えることは、利用者の満足度や衛生面だけではなく、新規入居を検討する企業からの印象にも関わります。

そのため、デスクや水回り、共有OA機器、床など、利用状況やそれぞれの汚れ方に合わせて清掃することが大切です。自社スタッフだけでの対応が難しい場合は、専門業者への依頼も検討するとよいでしょう。業者を選ぶ際は、共同利用施設の清掃実績や定期清掃への対応可否などを確認しましょう。

株式会社アーネストでは、シェアオフィスの日常的な清掃に加え、床のワックスがけやエアコン洗浄などの定期清掃にも対応しています。日常清掃と定期清掃をまとめて相談できるため、清掃業者を別々に探す負担も抑えられます。シェアオフィスの清掃について見直したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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