保育園や幼稚園を清掃業者に委託するメリットは? 委託内容や費用相場などを解説

保育園や幼稚園では、子どもたちが一日の大半の時間を過ごします。そのため園内を常に清潔で安全な状態に保つことは、子どもたちの健康や安全を守る上で欠かせません。一方で、先生や職員は保育業務に加え、教材準備や事務作業など多くの業務を担っており、清掃まで十分に手が回らないケースも多いです。こうした背景から、近年では保育園や幼稚園の清掃を専門の清掃業者に外部委託する動きが広がっています。
そこで本記事では、保育園・幼稚園の清掃を外部委託するメリットやサービス内容や費用相場などを解説します。
【この記事で分かること】
- 保育園や幼稚園で清掃を外部委託する主なメリット
- 清掃業者が提供する主なサービス
- 清掃業者に委託する際に押さえておきたいポイントや費用相場
- 目次 -
保育園や幼稚園の主な清掃場所・物
保育園や幼稚園には、子どもたちが日常的に触れる場所や物が数多くあります。そのため、清掃が必要なのは教室やトイレだけに限りません。ここでは、特に重点的に清掃する必要のある主な場所や物をご紹介します。
教室
教室は子どもたちが長時間過ごす空間であり、園内でも特にほこりが舞いやすく、汚れがたまりやすい場所です。床に落ちたごみや砂、棚の上にたまったほこりなどを放置していると、アレルギーや体調不良の原因になることもあります。そのため、日々の小まめな清掃が欠かせません。
主な掃除方法としては、以下の通りです。
- 棚の上や高い位置にたまったほこりを除去する
- ほうきや掃除機で床のごみを取り除く
- モップや雑巾を使って床を丁寧に拭き掃除する
- 床全体を消毒する
おもちゃ
おもちゃは子どもたちが直接手で触れるものであり、場合によっては口に入れてしまうこともあるため、特に衛生管理が欠かせません。素材ごとに適した清掃方法を選ぶことで、清潔な状態を保ちやすくなります。
例えば、プラスチック製や木製のおもちゃの掃除方法は以下の通りです。
- 消毒液を薄めたものに浸す
- タオルで拭き取り、しっかり乾かす
布製のおもちゃの掃除方法は以下の通りです。
- 洗濯をする
- 天日干しをして十分に乾燥させる
おもちゃも定期的に清掃することで、細菌の繁殖を防ぎやすくなるでしょう。
トイレ
トイレは、園内の中でも特に雑菌が繁殖しやすい場所です。子どもたちが日常的に使用するため、衛生状態が保たれていないと、感染症のリスクが高まる恐れがあります。そのため、トイレは毎日の清掃が欠かせません。
主な掃除方法としては、以下の通りです。
- 便器の裏側を洗剤でつけ置きし、汚れを浮かせる
- 壁や床を拭く
- ブラシを使って便器の内部を磨く
- 雑巾や専用シートで便座を拭く
- スポンジやブラシで洗面台をこすり洗いする
- 濡れ雑巾で全体を拭き上げ、消毒をする
その他
上記以外にも、保育園や幼稚園には清掃が必要な場所が数多くあります。これらは見落とされやすいものの、定期的な清掃が必要です。
例えば、絵本の表紙や棚、食事を配膳する台、イスやテーブルなどは、手で触れる機会が多く、汚れが付着しやすい場所です。また玄関や廊下、階段の手すりは人の出入りが多いため、小まめな清掃が求められます。園庭の遊具や砂場、オムツ替えスペース、マットなども含め、園全体を清潔に保つ意識が大切です。
保育園・幼稚園の清掃を外部委託するメリット

保育園や幼稚園の清掃は、日々継続して行う必要がありますが、全てを先生や職員で対応するのは容易ではありません。そこで注目されているのが、清掃業者への外部委託です。ここからは、保育園や幼稚園の清掃を外部委託する主なメリットをご紹介します。
先生や職員の負担を軽減する
保育園や幼稚園の先生や従業員は、園児が帰った後も教材作りや事務作業、翌日の教室準備など、多くの業務を抱えています。これらに加えて、日々の清掃業務まで行うとなると、肉体的にも精神的にも負担が大きくなりやすいでしょう。
清掃を外部の清掃業者に委託すれば、先生や職員が清掃に割いていた時間を、本来注力すべき業務に充てやすくなります。その結果、子どもたち一人ひとりと向き合う時間や、より良い保育環境を考える時間を確保しやすくなり、園全体の運営の質向上にもつながります。
清潔で安全な状態を維持しやすい
先述した通り、子どもたちは園内のさまざまな場所や物に触れたり、時には口に入れてしまったりすることがあります。そのため保育園や幼稚園では、他の施設以上に、細菌やウイルスの繁殖を防ぐための清掃と衛生管理が重要です。日常的な掃除だけでは、十分な対策が行き届かないケースもあるでしょう。
清掃業者に外部委託すれば、床やトイレの清掃だけではなく、除菌や消毒まで含めた対応を行ってもらえる場合があります。例えば、インフルエンザやノロウイルス、新型コロナウイルスなどの感染症対策として、園内全体の消毒を定期的に実施することが可能です。これにより、感染症が広がるリスクを抑えやすくなります。
また園内にごみや小さな異物が残っていると、子どもが誤って飲み込んでしまい、喉に詰まらせる恐れがあります。清掃が行き届いている環境を維持することで、こうした事故のリスクを低減可能です。さらに、おもちゃや備品が散らかっている状態では、子どもが点灯してしまうリスクもありますが、清掃業者への依頼によって常に整理整頓ができていれば、安全面の向上も期待できます。
業務用の洗剤や機材によって高水準の清掃が可能
通常の掃除では取り除くことが難しいカビや頑固な汚れには、業務用の洗剤や専用機材が必要になることがあります。これらを適切に使用できる清掃業者に依頼することで、不衛生な状態が長期間続いてしまう事態を防ぎやすくなるでしょう。
一定の清掃品質を保てる
園内の清掃を先生や職員が分担して行う場合、どうしても清掃方法や作業時間にばらつきが出てしまいます。その結果、場所によって清掃の仕上がりに差が生じ、十分な衛生管理ができないかもしれません。
特に手すりやドアノブ、照明のスイッチなどは細菌が付着しやすい箇所であるものの、日常清掃では見落とされがちな箇所です。専門の清掃業者に依頼すれば、こうした細部まで計画的に清掃や除菌を行ってもらえます。
また清掃業者では清掃手順が標準化されているため、常に一定の品質を保ちやすいです。
保護者や来園者からの印象が良くなる
保育園や幼稚園には、子どもたちや先生、職員だけではなく、保護者や外部の来園者も多く訪れます。その際、園内が清潔に保たれているかどうかは、園全体の印象を大きく左右します。
床やトイレ、玄関などがきれいに整えられていることで、安心感や信頼感を持ってもらいやすくなるでしょう。
保育園・幼稚園で清掃業者が提供するサービス内容
清掃業者が対応する内容は、日常的な清掃から専門的な作業まで多岐にわたります。ただし、対応範囲は業者によって異なるため、事前にどのような清掃を任せられるのかを確認しましょう。ここでは、清掃業者が提供している主なサービス内容をご紹介します。
日常清掃
日常清掃とは、毎日もしくは週に数回のペースで行う、園内の基本的な清掃のことです。日々の積み重ねによって、汚れや菌の蓄積を防ぎやすくなります。
具体的には、教室や廊下の床清掃、トイレ清掃、ごみの回収などが主な作業内容です。
特殊清掃
特殊清掃とは、除菌や消毒、抗菌コーティングなどの専門的な作業のことです。保育園や幼稚園では、感染症対策の観点からも定期的に実施することが重要です。
定期清掃
定期清掃とは、月に1回や年に数回といったペースで行う、比較的大がかりな清掃のことです。日常清掃では対応しきれない汚れや設備のメンテナンスを目的として実施されます。
例えば、エアコン内部の清掃や床のワックスがけ、窓ガラスの清掃などが挙げられます。定期的に実施することで、設備の劣化を防ぎ、園内を良好な状態に維持可能です。
臨時清掃
臨時清掃とは、必要に応じて1回限りで行う清掃のことです。季節や突発的な状況に合わせて依頼するケースが多いです。
具体的には、春や夏の植栽のせん定や秋の落ち葉除去、ハチの巣除去を含む害虫駆除などの作業が挙げられます。こうした作業に対応しているかどうかは清掃業者によっても異なるため、依頼したい場合は事前に確認しておきましょう。
保育園・幼稚園が清掃業者に委託する際に押さえておきたいポイント
保育園や幼稚園の清掃を外部に委託する場合、どの清掃業者を選ぶかによって、清掃の質や満足度は大きく変わります。単に費用だけで判断するのではなく、園の特性や求める衛生水準に合った業者かどうかを見極めることが大切です。ここでは、清掃業者に委託する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
保育園や幼稚園の清掃実績を確認する
保育園や幼稚園では、一般的なオフィスや商業施設とは異なる清掃基準が求められます。特に保育園は、乳児が長時間過ごす場所でもあるため、より高い衛生環境を維持しなければなりません。
そのため、清掃業者を選ぶ際は、過去に保育園や幼稚園での清掃実績があるかを確認することが大切です。実績が豊富な清掃業者であれば、子どもたちの行動特性や園内特有の注意点を理解した上で、適切な清掃を行ってもらいやすくなります。
清掃業者の使用する洗剤や機材を確認する
子どもたちが過ごす空間では、清掃に使用する洗剤にも配慮が必要です。肌への刺激が少なく、子どもが触れても問題のない洗剤を使用しているかを事前に確認しておきましょう。
さらに、清掃時に使用する機材についてもチェックすることが大切です。専用の機材がそろっていれば、効率的かつ効果的な清掃が期待でき、園内を清潔な状態に保ちやすくなります。
相見積もりを取りサービス内容と費用のバランスを決める
清掃業者を選定する際は、複数の業者から見積もりを取り、費用や内容を比較しましょう。良心的な清掃業者であれば、現地調査を行った上で、園の状況に応じた具体的な見積もりを提示してくれます。
提示された費用が相場とかけ離れていないかを確認しましょう。また高過ぎる場合はもちろんのこと、安過ぎる場合も注意が必要です。サービス内容やアフターフォローが十分でない可能性があるため、対応範囲やサポート体制などとのバランスを見て判断しましょう。
保育園や幼稚園の清掃を外部に委託する際、気になるのが費用相場です。一般的な清掃内容ごとの費用相場は、以下の通りです。
| 清掃内容 | 費用相場 |
| 日常清掃(1回) | 1万〜3万円 |
| 床ワックスがけ(1回) | 2万〜5万円 |
| エアコン清掃(1台) | 1万〜3万円 |
| 消毒・除菌清掃 | 3万〜10万円 |
なお清掃にかかる費用は、清掃内容や頻度、園の規模などによっても大きく変わります。費用の詳細を知りたい場合は見積もりを取るようにしてください。
まとめ
保育園や幼稚園では、子どもたちが快適に過ごせる環境を維持するため、日常的な清掃と高い衛生管理が欠かせません。しかし、先生や職員が清掃業務を全て担うことは、大きな負担につながりやすいです。専門の清掃業者に外部委託することで、清潔な状態を維持しやすくなり、先生や従業員が本来の業務に集中できる環境づくりにつながります。
株式会社アーネストでは、保育園や幼稚園の日常清掃や定期清掃に対応しており、これまでに多くの実績がある業者です。まずは営業担当スタッフが現地へ伺い、園の状況や要望を詳しくヒアリングした上で、日常清掃と定期清掃を組み合わせるなど、園に適したプランをご提案します。
日常清掃では、床面の掃き・拭き、机の拭き上げ、備品の除塵・拭き上げ、黒板やホワイトボードの拭き上げ、トイレ清掃、ごみ回収やごみ出しなど、幅広い作業に対応可能です。保育園や幼稚園の清掃を検討している場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。






