店舗・パチンコ清掃
更新日:2022.04.11

飲食店を清掃する際に知っておきたいポイントについて徹底解説

飲食店では食事の提供や接客だけでなく、清掃についてもお客様をお迎えするサービスとして欠かせない業務の1つです。せっかく味に自信があっても、お店が不衛生では、なかなかお客様は集まってこないでしょう。そこで今回は飲食店で十分な清掃を行うために、まずは押さえておきたい基礎知識をご紹介していきます。たくさんのお客様に親しまれる店舗づくりのためにも、ぜひ参考にしてみてください。

飲食店での徹底した清掃が必要な理由

特に飲食店では、清掃はさまざまなトラブルを回避するためにも、大きな意味を持っています。では大前提として、飲食店において徹底的な清掃が求められる背景から、より詳しく見ていきましょう。

食中毒のリスク防止

中でも厨房の衛生は、お客様に出す食事に大きな影響を与えます。厨房内の汚れが原因で雑菌が発生し、何かの拍子で食事にまで入り込んでしまう可能性が高いのです。またキッチン周りだけでなく、冷蔵庫などの保管環境にも注意しておかなければなりません。ホコリやゴミが溜まっているせいで適切な保存ができていないと、食材の状態まで悪くなってしまいます。

食中毒が発生しやすいのは高温多湿で細菌が発生しやすい梅雨〜夏だけではありません。冬場のノロウイルスに代表されるウイルス性の食中毒をはじめ、年間をとおして食中毒発生のリスクはあります。[注1]

[注1]農林水産省 食中毒が多い季節は?

お客様へのおもてなし

先ほども出てきたように、飲食店の清掃はサービスの一環です。一般的に不衛生な場所で食事がしたい人はいませんし、ゆっくりと外食を楽しむためには、できるだけキレイなお店に行きたいという場合が多いでしょう。さらに飲食店はただ食事をするだけではなく、時には接待に使われたり、記念日のお祝いをしたりする場でもあります。特別な空間を過ごしていただく空間でもあるため、お客様へのおもてなしの意味でも、十分な清掃が不可欠です。

適切な労働環境の維持

店舗をキレイに保つことは、従業員が気持ち良く働くためにも大切です。例えばキッチンで異臭がしていたり、トイレが汚れていたりしていては、仕事をする側としても気分を害します。お店に愛着を持って、しっかりと業務に集中してもらうためにも、日頃からの清掃を徹底して衛生的に維持することが重要です。清掃や整理整頓は「4S」として厚生労働省でも推奨されています。[注2]

[注2]厚生労働省 安全衛生キーワード

飲食店の清掃範囲は大きく分けて3つ

それでは漏れなく隅々までキレイな店内にしておくためには、具体的にどのような清掃が必要なのか、忘れずに掃除しておきたい場所についてもご紹介します。見落としのない清掃をするためにも、ぜひチェックしてみてください。

厨房

前述にもあるとおり、飲食店の清掃でも特に重視すべきなのは厨房です。調理をする場所なので汚れが溜まりやすく、できるだけこまめに清掃しておく必要があります。流し台やコンロ周りのほか、排水溝やグリストラップの汚れも、嫌なニオイや雑菌繁殖の原因となるため、手間はかかりますが必ず定期的に清掃するようにします。

お手洗い

食事の途中でトイレを利用するケースは決して少なくないので、できるだけお手洗いもキレイにしておく必要があります。便器はもちろんですが、洗面台周辺・鏡・床も汚れやすいので、忘れずに清掃しましょう。頻度としては、少なくとも営業開始前と閉店後には必ず掃除しておくようにします。

ホール

お客様が食事をされる場所なので、当然ながらより丁寧な清掃が欠かせません。まずお客様を迎え入れる玄関では、ドアやマットの汚れは日頃から落とすようにしておきます。また床はチリやホコリを取り除いてからモップがけ、椅子やテーブルもキレイに掃除しておきましょう。そのほか空調設備も衛生面に影響するため、エアコン掃除も定期的に行います。

飲食店の清掃で気をつけたいポイント

実際に飲食店で清掃を進める際には、次のようなポイントに注意しておくと、より徹底した衛生環境が守れます。ぜひ以下を参考に、清潔感のある店舗にしておくことがおすすめです。

清掃道具の取り扱いにも注意

徹底的に掃除がされていたとしても、清掃道具が片付いていないと、どことなく店内がキレイに見えません。お客様に見える位置で保管したり、出しっぱなしにしたりすることのないように、清掃道具の取り扱いにも注意しましょう。またずっと同じものを使っていると、どうしても清掃道具も汚れてきます。不衛生な状態になる前に、定期的に交換しておくのがベストです。

清掃作業は習慣化してこまめに対応

飲食店の清掃は、常に適切なペースで対応しておかないと意味がありません。また場所によって頻度は変わってくるので、どこをどのように掃除するのか決めておく必要があります。日頃からキレイな状態を保つためには、例えば従業員で当番制にしたり担当を決めたりして、漏れなく清掃作業が行われる体制をつくっておきましょう。

従業員での清掃が難しい場合は飲食店専門の清掃業者への依頼も視野に入れよう

人手不足だったり通常業務が忙しかったりすると、なかなか清掃まで手が回らない場合もあるでしょう。また例えばレンジフードやエアコンなどの大がかりな掃除は、どうしてもおろそかになってしまいがちです。店舗内で対応するのが厳しい際には、清掃のプロに任せるのも1つの手でしょう。業者に依頼すれば、一般的には難しい場所でも徹底した清掃ができるため安心です。特に大掃除が必要なケースなどは、一度検討してみると良いでしょう。

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