マンションの浄化槽の種類や清掃業者に依頼するときのポイント

マンションの浄化槽の種類や清掃業者に依頼するときのポイント

マンションを所有している方には、遵守しなければならない法律やルールがたくさんあります。マンションの浄化槽の清掃もその1つです。
本記事では、マンションの浄化槽の種類や清掃業者に依頼するときのポイントを解説します。

マンションの浄化槽の清掃頻度は法律で定められている

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マンションの浄化槽は、浄化槽法第10条により、毎年1回の清掃とメンテナンスが義務付けられています。基本的には年に1回の清掃を行えばよいのですが、全ばっ気方式という昭和56年以前に使用されていた古いタイプの浄化槽を使っている場合には半年に1回の清掃が必要となります。

全ばっ気方式は、微生物の働きを活発にするために空気を送り込むのですが、分解されにくいトイレットペーパーなどもまとめて撹拌するため汚れが溜まりやすいという特徴があります。もしも浄化槽の清掃の依頼を怠ると、罰則が科せられる恐れがあるので注意が必要です。

浄化槽の清掃をしないでいると、都道府県知事から使用停止命令を受けることがあり、この命令を無視して浄化槽の使用を続けると、6ヶ月以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられます。

マンションの浄化槽の主な種類

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マンションでは毎日大量の汚水や生活排水が出るので、それを処理する浄化槽が必要となります。
とくに、近くに下水処理場がない場合には、そのまま河川や海に汚水や生活排水を流すわけにはいきません。マンションからの汚水や生活排水は、浄化槽の設置によってある程度キレイにした後に放流することが可能となります。

マンションの浄化槽の種類は主に2つあるので、それぞれについて見ていきましょう。

1. 単独処理浄化槽

単独処理浄化槽とは、みなし浄化槽とも呼ばれ、水洗トイレから出る汚水だけを処理する施設です。高い浄化能力を誇り、汚水をきちんと処理してから放流するのに適しています。

ただし2001年4月以降、単独処理浄化槽の新設は禁止されているので、新たに建設されるマンションに単独処理浄化槽が設置されることはありません。

2. 合併処理浄化槽

トイレから出る汚水だけを処理する単独処理浄化槽に対し、台所やお風呂から出る生活排水を併せて処理することができる浄化槽が「合併処理浄化槽」です。別名「嫌気ろ床接触ばっ気方式」とも呼ばれます。

当初はトイレの汚水だけを処理していれば河川や海への影響は少なかったのですが、時代とともに生活排水が環境に与える影響が指摘されるようになり、新設の浄化槽はすべて合併処理浄化槽になっています。

浄化槽の清掃を依頼するときの業者選びのポイント

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浄化槽は微生物が汚れを分解することにより水を処理しキレイにするシステムです。
微生物は特定の環境下で活発に働くことができるため、浄化槽内の環境が微生物の働きを促進できるように定期的な清掃とメンテナンスが必要となります。

浄化槽の清掃を依頼するときの業者選びのポイントを見ていきましょう。

1. 市区町村から清掃業務の許可を受けている

まず重要なポイントとして挙げられるのは、きちんと許可を得ている清掃業者を選ぶ点です。
実は浄化槽の清掃は、どんな清掃業者でもできるものではありません。浄化槽法第35条には、浄化槽清掃業者はその区域を管轄する市町村長の許可を得なければならないと定められています。

清掃業者を選ぶ際には、その業者が市町村長の許可を得ているか、どのくらいの実績があるかをチェックしましょう。

2. スタッフが資格保有者である

マンションの浄化槽の清掃を依頼する場合、浄化槽に関する資格を持っている人を選ぶのもよい方法です。

とくに浄化槽の維持管理に役立つ資格が「浄化槽管理士」です。
浄化槽管理士は国家資格の1つで、浄化槽の知識だけでなく環境大臣が指定する講習機関の行う講習を受けているので技能も身に着けています。浄化槽に関するスペシャリストとして、しっかり清掃やメンテナンスを行ってくれるでしょう。

3. 見積書が簡潔になっている

浄化槽の清掃に先立ち、見積書が簡潔かどうかも重要なポイントです。業者に依頼する前に見積書をチェックして、不明な点があれば詳細を確認しておきましょう。

また、なかには最初に見積書にはなかった追加費用が清掃後に上乗せされてしまうケースもあります。追加費用の有無についても事前に確認しておくと安心です。

マンションの浄化槽の清掃やメンテナンスは法律に則って行おう

マンションだけでなく、浄化槽の清掃やメンテナンスは、環境を守るために非常に重要です。
法律を順守して清掃やメンテナンスを行えば、マンションの住人も近隣住民も迷惑を被らずに済みます。
マンションのオーナーの方は、必ず定期的な清掃を業者に依頼し、浄化槽の機能が落ちないように気をつけましょう。

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